題名 | 音声対話デジタルサイネージ間の通信機構の試作 |
著者 | *可児 龍平, 打矢 隆弘 (名古屋工業大学大学院工学研究科), 西村 良太 (慶應義塾大学大学院理工学研究科), 山本 大介, 内匠 逸 (名古屋工業大学大学院工学研究科) |
ページ | pp. 1295 - 1300 |
キーワード | デジタルサイネージ, ネットワーク |
題名 | 指定位置を撮影した写真を撮影条件と地図情報により検索するシステム |
著者 | *谷山 雄基 (大阪大学大学院情報科学研究科), 義久 智樹 (大阪大学サイバーメディアセンター), 原 隆浩, 西尾 章治郎 (大阪大学大学院情報科学研究科) |
ページ | pp. 1301 - 1308 |
キーワード | スマートフォン, 携帯型カメラ, 写真共有サービス, 被写体 |
アブストラクト | スマートフォンなど携帯型の写真撮影機器の普及に伴い,写真投稿・共有サービスで公開されている写真が増加している.また,撮影機器に各種センサが搭載されている場合には,センサが取得するメタデータを写真に付加して公開できる.このような写真の利用方法として,利用者が指定した位置が撮影さ れた写真を検索し,閲覧することが挙げられる.既存の写真検索においても,指定位置から一定距離内で撮影した写真を検索できるが,撮影位置や方向によっては,建物等の遮蔽物により指定位置が隠れていたりしており,指定位置を撮影した写真の検索に,余分な多数の写真を閲覧することがあった.そこで本稿では,指定位置が撮影されている可能性が高い写真を上位にランキングする手法を提案し,指定位置を撮影した写真を検索するシステムを実装する.利用者はランキング上位から順番に写真を閲覧することで,指定位置を撮影した写真に到達するまでに閲覧する余分な写真を減らせる. 提案手法の有用性をアンケートにより評価した.アンケート結果では,被験者が上位にランキングした写真の撮影確信スコアが積型,線形結合型ともに比較的大きい値を与えていることを確認した.また,指定位置の物体や,写真の仰角を考慮することで,よりスコアを改善できることが分かった. |
題名 | 郷土料理検索エンジンの提案 |
著者 | *宇部 雅彦 (岩手県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科ソフトウェア情報学専攻博士前期課程), 村田 嘉利, 鈴木 彰真 (岩手県立大学大学院) |
ページ | pp. 1309 - 1315 |
キーワード | 郷土料理, 検索エンジン, クローリング, 形態素解析, ジャロ・ウィンクラー距離 |
アブストラクト | 旅行や出張の際に行き先の地域の郷土料理を食べる事は楽しみの1つであるが,ガイドブックにない新たな郷土料理を見つけることは難しい.筆者らは,Webスクレイピングにより店舗情報サイトから収集した料理情報を用いて,対象地域の料理から首都圏の一般的な料理の除外による郷土料理検索エンジンの開発を行ってきた.本稿では,郷土料理検索エンジンについて,自然言語処理を用いた類似料理名の統合や品詞解析による文章の除外を提案し,実際に構築したシステムによる検索結果の評価を行った. |
題名 | マルチディスプレイ・レスポンシブウェブシステムにおけるページ分割生成 |
著者 | *坂井 成道, 南 圭祐, 会津 宏幸 ((株)東芝 研究開発センター ネットワークシステムラボラトリー) |
ページ | pp. 1316 - 1320 |
キーワード | Web, マルチディスプレイ, レスポンシブウェブ, ブラウザ, 協調 |
アブストラクト | スマートフォンやスマートテレビをはじめ,ネットワークに接続可能なディスプレイ搭載機器が普及し,ユーザはそれらを複数種類所持するようになった.今後,ユーザがそれぞれの機器の特色を活かしながら同時に組み合わせて利用することが想定される.一般に,複数の機器を連携させるアプリケーションは単体の機器上で動作するアプリケーションよりも設計や実装が難しい.我々はこれまで,複数の機器のブラウザが連携して動作する新しいウェブ体験「マルチディスプレイ・レスポンシブウェブデザイン」を提案してきた.本稿では,マルチディスプレイ・レスポンシブウェブデザインを実現するシステムにおいて,任意のウェブページのレイアウトを各ブラウザ毎に変更して表示するために検討した方式について述べる. |