題名 | グリッドストレージにおけるErasure Codeの適用 |
著者 | *水町 弘明 (日本電気/ITプラットフォーム事業部) |
ページ | pp. 1271 - 1275 |
キーワード | Erasure Code, グリッド, スケールアウト, 重複排除, ストレージ |
アブストラクト | NECのグリッド型アプライアンスストレージであるiStorage HSシリーズ(通称HYDRAstor)では、ベースのデータ保護技術として柔軟性の高いErasure codeを採用し、その分散性・高信頼性の性質を最大限に利用することで、通常のRAIDをはるかに超える高い耐障害性と、処理・容量の最適なバランシングを実現している。本稿では、HYDRAstorの概要とErasure Codeの適用方式について紹介するととともに、従来型のRAIDとの比較考察を行っている。 |
題名 | 時空間データのためのメッシュベース結合・拡張型キャッシュ管理方式 |
著者 | *平山 秀昭 (東芝ソリューション株式会社ソリューションセンター), 鄭 顕志 (国立情報学研究所先端ソフトウェア工学・国際研究センター), 清 雄一, 大須賀 昭彦 (電気通信大学大学院情報システム学研究科) |
ページ | pp. 1276 - 1283 |
キーワード | IoT, M2M, センサー, 分散処理, キャッシュ |
アブストラクト | 近年,IoT(Internet of Things)と呼ばれる技術が脚光を浴びている.IoTは,現実世界のありとあらゆる物を,人の手を介することなくネットワークに繋げる.IoTがセンサーの小型化,ネットワーク化により身近なものとなり,それがビッグデータを生み,更にはスマートシティ,スマートコミュニティ実現の原動力となりつつある.その際,複数のIoTシステムを連携させることで,より大きな価値を生むシステムの構築が可能になると考えられる.しかし,実際には個別に構築されたIoTシステムを連携させるには様々な課題がある.本稿では,この連携システムの適用領域を選定した上で,その課題と解決策についての検討結果について報告する. |
題名 | Estimating Competitive Prices of Services in Information Technology Service Deals based on Empirical Data |
著者 | *Kugamoorthy Gajananan, Mari Abe (IBM Research - Tokyo), Aly Megahed, Taiga Nakamura (IBM Research - Almaden) |
ページ | pp. 1284 - 1287 |
キーワード | IT Service Pricing, Outsourcing, IT service provider competetiveness |
題名 | 100 ぺタバイトを超える分散型ObjectStorageの実用化 |
著者 | *許斐 勝夫 (Cleversafe) |
ページ | pp. 1288 - 1294 |
キーワード | object, data, storage, 100, peta |
アブストラクト | 昨今のデジタルデータの爆発的な増大に対応する大規模ストレッジを、Cleversafe社は廉価な大容量ハードディスク(HD)を多量に使い、超高速に信号処理できるチップと広帯域な情報ネットワークを駆使して実現した。その信頼性、スケーラビリティ、セキュリティ、性能、使いやすさは、100ぺタバイト(10の17乗)のストレッジにふさわしい総合性能を満足する形で実用化したのでその技術について発表する。この総合技術は、近年のソフトウェア、ディスクの大容量化、広域デジタル通信の高速化で初めて実現したものである。日本ではKDDIのAuCloudのストレッジとして採用されている。 http://www.cleversafe.com/ |